さつまいもを胸焼けしないで食べる方法は?

寒い日に「♪石焼~いも~♪ 」というアナウンスが聞こえてくると、家を飛び出したくなる衝動に駆られてしまいます。

冬場の「ホクホクの石焼いも」はたまりません。

体に良い「さつまいも」

さつまいもは、美味しいだけではなく、美容や健康にも良いといわれます。

また、さつまいもには、熱で壊れにくいかたちの「ビタミンC」が多く含まれていて、さつまいもを1個食べれば、1日に必要な量がほぼ摂れてしまうともいわれています。

さらには、食物繊維も多く含まれていて、便秘の改善にも効果があるとされているので、うれしい限りです。

胸焼けする原因

さつまいもが体に良いのは分かっていても、「さつまいもを食べると胸焼けするので‥」という人も結構います。

「胸焼け」を起こすのは、食べたさつまいもが、胃の中で活発に発酵して、有機酸を発生させることが原因になっているといわれています。

胃液の分泌が、糖質によって促進され、酸度が強くなった胃液が食道を刺激して、「胸やけ」を感じるというわけです。

しかし、こういった「胸やけ」は、さつまいもを食べた時だけに起きるというわけではありません。

甘味の強いものを食べた時などにも、胃の中で同じような反応が起こって胸焼けを感じます。

胸焼けしないために

胸焼けしないで、さつまいもを食べることできる、とても簡単な方法があります。

それは、「さつまいもを皮ごと食べる」ことです。

さつまいもの皮には、ミネラルが多く含まれていて、これが糖質の発酵を抑えてくれため、胸やけしにくくなるといわれています。

このほかにも、「牛乳を飲みながら食べる」「バターを塗って食べる」というのも、胃液が中和されるので、胸焼けが起こりにくくなるといわれています。

今度さつまいもを食べるときに、試してみる価値はありそうです。

ホクホクのさつまいもを、美味しくスッキリと食べたいですね。