スーパーで袋詰めする台を「サッカー台」という理由は?

スーパーで会計を済ませた商品は、その先にある「台」の上で、「買い物かご」から「袋」に詰めかえます。

この台は「サッカー台」と呼ばれています。

「サッカー台」といいますが、スポーツの「サッカー」とは、全く関係はありません。

どうして「サッカー台」と呼ぶのでしょうか。

「サッカー」=「袋に入れる」

「サッカー台」の「サッカー」を英語で書くと「Sacker」となります。

スポーツの「サッカー」は「Soccer」なので、「サッカー台」に、スポーツの「サッカー」は関係がありません。

「サッカー(Sacker)」は、英語で「物を袋に入れる」という意味の「サック(Sack)」に由来する言葉だといわれています。

以前は、この台の近くに、「サッカー」と呼ばれる店員がいたといわれます。

この「サッカー」と呼ばれる店員は、この台の上で、客が買った商品を、「買い物かご」から「袋」に詰め替えるのが仕事だったといいます。

この「サッカー店員」が、商品の詰め替えのために使っていた台が「サッカー台」です。

「サッカー台」の意味としては、「商品を袋に入れるための台」ということになりそうです。

現在では、「サッカー店員」がいるスーパーはありませんが、「サッカー台」は、ほとんどのスーパーに配置されています。

レジの横にもう一人店員がいて、袋詰めをしてくれることもありますが、サッカー台に、専属の店員がいることはありません。

サッカー台を使って、セルフサービスで、「買い物かご」から「袋」に商品を詰め替える場合は、買い物客自身が「サッカー」になっているといえます。

ちなみに、「サッカー台」を漢字で書くと「作荷台」となります。