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ビールを飲むとビール腹になって太る理由は?主な原因は3つ!

よく「ビールを飲むと太る」といわれますが、ビールは他のアルコール類に比べて、特別カロリーが高いというわけではありません。

と言うより、ビールのカロリーは、他のアルコール類と比較しても低めというのが実際のところです。

にもかかわらず、ビールを飲むと「ビール腹」になって太りやすくなるといわれるのは、どうしてなのでしょう。

ビールを飲むと太る?

どうしてビールを飲むと太りやすくなるのかということを、理解しやすくするために、ビールの二つの特徴を押さえておきましょう。

一つ目は、「ビールは脂っこいおつまみと相性がいい」ということ。

脂っこいおつまみはカロリーが高いですが、脂っこいおつまみを食べることでビールもどんどん飲めてしまい、結果的に多くのカロリーを摂取してしまうことが多くなります。

二つ目は、「ビール(アルコール)のカロリーは優先的に消費される」ということです。

ビールのカロリーが優先的に消費されると、本来なら分解されるはずの脂肪が分解されにくくなってしまい、蓄積されやすくなってしまいます。

この二つのビールの特徴が、太ることに大きく関係しています。


ビールのカロリー

ビールと他のアルコール類のカロリーを比較してみます。

・ビール中ジョッキ(500ml):約210kcal
・焼酎1合(180ml):約260kcal(500ml→約722kcal)
・日本酒1合(180ml):約190kcal(500ml→約527kcal)
・ワイン1杯(100ml):約75kcal(500ml→約375kcal)
・ウイスキー シングル(60ml):約130kcal(500ml→約1,080kcal)

同量で比較すると、ビール自体のカロリーは、他のアルコール類に比べると低いということがわかります。

アルコール類のカロリーは、基本的には、アルコール度数が高いものほどカロリーも高くなるので、アルコール度数が低いビールは、カロリーも低いというわけです。

アルコール度数が低くてカロリーも低めのビールなのに、飲むと太りやすいというのには、その量が関係しているといえます。

アルコール度数の高いアルコールは、少しずつゆっくりと飲むことが多いですが、アルコール度数が低いビールは、ドンドンと飲めてしまいます。

アルコールは、他の食品と比べると、カロリーは決して低いとはいえません。

アルコール類としてはカロリーが低めのビールも、たくさんの量を飲んでしまえば、カロリーも相当高くなってしまいます。

ちなみに、中ジョッキ1杯のビールのカロリーは、茶碗一杯のご飯のカロリーに匹敵します。

中ジョッキ3杯のビールを飲めば、ご飯を3杯お代わりしたのと同じだけのカロリーを摂ったことになります。

カロリーにすると、約630kcalです。

ビールのおつまみ

ビールを飲むときには、おつまみが欲しくなります。

ビールは、唐揚げやフライドポテトなどの脂分の多い食べ物と、とても相性がいいです。

居酒屋で「とりあえずビール」+「揚げ物」を注文する人も多いのではないでしょうか。

ビールに含まれている炭酸ガスや苦味成分には、食欲を増進する効果があるといわれていて、ビールを飲むと、いつも以上に食欲が湧いてくるということも少なくありません。

カロリーが高い揚げ物系のおつまみや焼肉なども美味しく感じて、どんどん食べてしまい、気がついた頃には食べ過ぎていたとうことも珍しくはありません。

ビールを飲むと太りやすいというのは、ビールそのもののカロリーに加えて、いっしょに食べるおつまみ類のカロリーが高いことも大きな原因の一つになっています。

1杯の中ジョッキのビールを飲みながら、焼肉のハラミ1人前とフライドチキン1人前を食べるだけで、優に1,000kcalを超えてしまいます。

太ることが気になる場合には、できるだけカロリーの低いおつまみ類を選ぶようにしましょう。

枝豆や豆腐料理などは、カロリーが低いのはもちろんですが、良質のたんぱく質も含まれているので、悪酔いの防止にもなるといわれています。

どうしても肉類が食べたい場合は、鶏のササミや砂肝などの料理を選ぶようにするといいです。

ビールのカロリーの特徴

ビールに限らず、アルコール類のカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれています。

「エンプティ(empty)」とは「空っぽ」という意味です。

このため、エンプティカロリーというと「カロリーがない」と誤解している人もいるようですが、エンプティカロリーとは、カロリーの他にはほとんど栄養が含まれていないという意味です。

「栄養」が空っぽということで、カロリーはしっかりと含まれています。

カロリーの他にはほとんど栄養が含まれていないので、エンプティカロリーのビールを飲んでも、それだけで太るということはありません。

「アルコール類で摂取したカロリーは、優先的に消費されていく」といわれていますが、このことが、アルコールを飲むと太りやすくなる遠因になっています。

アルコールを飲むと体が火照った感じになるのは、アルコールのカロリーが優先的に消費されて、体温上昇などに使われるからだとされています。


本来消費されるはずのカロリーが消費されない

ビールのカロリーが優先的に消費されるのなら、ビールを飲んでも太らないとも思ってしまいますが、「優先的に消費される=太らない」というわけではありません。

アルコールのカロリーが消費されることで、本来消費されるはずのカロリーが消費されなくなるからです。

人は、何もしなくても、内臓を動かしたり体温を維持したりする基礎代謝として、1日に1,500kcal前後を消費しているといわれています。

このカロリーには、本来なら、体内の脂肪などがエネルギー源として使われますが、ビールなどのアルコール類を摂取することにより、脂肪などのエネルギーが使われずに、アルコールのカロリーが優先的に消費されてしまいます。

その結果、本来使われるはずだった脂肪が消費されず、体脂肪として蓄えられていくというわけです。

ビールを飲んでも、ビール自体のカロリーで直接太るというわけではありませんが、体脂肪が蓄えられやすい状態になるために、結果的に太りやすくなってしまうというわけです。

アルコールの分解が太ることにつながる

ビールを飲んで体に入ってきたアルコールは、肝臓で分解されていきます。

たくさんのビールを飲んで、肝臓で活発にアルコールが分解されるようになると、糖質や脂質の分解や代謝がおろそかになって、中性脂肪として血液中を流れるようになり、それらの中性脂肪は、やがて体脂肪として蓄積されていくといわれます。

ビールを飲んで肝臓が活発に働くようになることで、本来使われるはずのエネルギーが消費されずに、体脂肪として蓄えられやすくなるというわけです。

ビールを飲んで太る3つの原因

ビールを飲んで太る原因には、大きく3つの要因があるといえます。

・ビール自体の飲み過ぎ
・高カロリーのおつまみ
・ビールのカロリーが優先して消費され、脂質や糖質が分解されない

ビールは脂っこいおつまみと相性がよく、これらのおつまみを食べると、どんどんとビールが飲めてしまいます。

おつまみを食べながらビールをたくさん飲むと太りやすくなるということは分かっていても、一旦飲み始めると、なかなかやめることはできません。

ビール好きの人にとって、ビールを飲まないということは、大きなストレスにもなります。

ストレスが溜まると、暴飲暴食の原因ともなりかねず、結果的に太るリスクを高めることにもなってしまいます。

これらのことを踏まえて、できるだけ太りにくいビールの飲み方をするように心がける必要がありそうです。

ビールを飲んで太らないために

ビールを飲みながら水も飲む

ビールを飲みながら、併せてたくさんの水を飲むことで、アルコールの吸収スピードを穏やかにすることができるといわれます。

水には、アルコールの排出を助ける作用もあるとされるので、アルコールで鈍ってしまった代謝を回復させる効果も期待できます。

また、水を飲むことで、ビールの飲量自体を減らす効果も期待できます。

高カロリーなおつまみを避ける

ビールのおつまみに高カロリーなものを選ぶのは、太る大きな原因になります。

ビールのカロリーは優先的に消費されるので、食べたおつまみの脂質や糖質分がそのまま体脂肪として蓄えられていくという状態になってしまいます。

考えただけでも恐ろしいことです。

ビールを飲んでも太りにくくするためには、おつまみには、揚げ物や油物などの高カロリーのものは避けて、できるだけ、野菜、豆腐、きのこ、魚介類などのヘルシーなものを選ぶようにすることが大切です。

また、ビールを飲んでいると血糖値が上がりづらくなって、満腹感が感じにくくなり、つい多く食べてしまうことも少なくありません。

ビールを飲みながら食事をする際には、少し物足りないというくらいの量で止めておくというのも大切なことです。

ビールを飲んだ翌日はカロリーを控える

ビールを飲んでいる時にカロリーを抑えることができればいいのですが、実際に宴会などで盛り上がってビールを飲んでいる時に、摂取カロリーのことを考えながら飲むというのは難しいものです。

ビールを飲んでいる時にカロリーを抑えることができなかった場合には、ビールを飲んだ翌日の冷静な時に、カロリーの摂取を控えるようにするのも効果的です。

前日に取り過ぎた脂質や糖質が体脂肪として蓄積されないようにするためにも、カロリーを摂り過ぎた翌日には、カロリー摂取を控えるように心がけましょう。

まとめ

少量のビールを嗜む程度なら、太ることはあまり気にする必要はないかもしれませんが、毎日それなりの量を飲んでいる場合には、1日に飲むビールの量を決めておくことや週に数日の休肝日をつくるということも、ビールを飲んで太らないようにするためには大切なことです。

酔っている時間が長くなると、それだけ本来代謝に使われるはずだった脂質や糖質などのカロリー消費が抑えられて、蓄えられる体脂肪の量も多くなってしまいます。

「ビールを飲み過ぎて太ってしまった」と後悔してしまう前に、太らないような上手なビールの飲み方をして、美味しく健康的にビールを楽しみたいですね。




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