手塚治虫氏が漫画「ブラックジャック」で岩手・宮城内陸地震を予言していた!

手塚治虫氏の名作漫画「ブラックジャック」。

漫画「ブラックジャック」での予言

神の手を持つ天才外科医「ブラック・ジャック」は、助かる見込みの無い絶望的な難病や怪我の患者、人には言えない事情を抱えた患者を、次々に救っていきます。

その漫画「ブラックジャック」の17巻・第158話「もらい水」に、「6月14日午前8時ごろ東北一帯にマグニチュード7.5の地震発生」と描かれた一コマがあります。

実際、岩手・宮城内陸地震は「6月14日の午前8時頃」に起きています

岩手・宮城内陸地震では、多くの人が犠牲となり、多くの建物が被害を受けました。

その「岩手・宮城内陸地震」の発生日時等は、次のとおりです。
・日 時:2008年6月14日 午前8時43分頃
・震源地:東北地方(岩手県奥州市、宮城県栗原市)
・震 度:マグニチュード7.2(推定)

一方、「ブラックジャック第17巻」で描かれている地震は、次のおりです。
・日 時:1978年6月14日 午前8時頃
・震源地:東北地方一帯
・震 度:マグニチュード7.5

「日付」はもちろん、「時間」「震源地」「震度」まで、ほぼ正確に描かれています。

漫画を執筆してから30年後の世界が、手塚氏に見えていたのかどうかは定かではありませんが、正に「神がかり」といっても過言ではないでしょう。

神の手を持つ天才外科医・ブラックジャックは、神のような先見の明を持った手塚氏によって生みだされたヒーローと言えるかもしれません。