小便小僧は、ベルギーの英雄だった!

小便小僧は、公園の池の真ん中に立って、裸でオシッコをしています。

ほのぼのとした感じもしますが、よく考えてみると、少し行儀が悪い気もします。

公衆の面前で、オシッコをしているのですから。しかも裸で。

小便小僧は「ジュリアン坊や」

「小便小僧」の起源は、ベルギーにある、といわれています。

ベルギーの首都・ブリュッセルの市庁舎のある「グラン・プラス大広場」近くにいる、身長56cmの「ジュリアン坊や」が、小便小僧の正体です。

観光客からも熱い視線を浴びる、この少年「ジュリアン坊や」は、「ベルギーの英雄」だといわれています。

モデルは「王子さま」

12世紀半ばに、フランドル地方のロタリンギア家の王が亡くなり、当時、生後数ヶ月だった「王子」が、戦場の兵士たちを鼓舞するために、戦地に連れて行かれたといわれます。

戦況が悪くなってきた時に、ゆりかごにいた王子が、突然立ち上がって、敵軍に向かって放尿

その姿に鼓舞された兵士たちは、劣勢を跳ね返し、見事に、戦いに勝利したといいます。

この「王子」が、小便小僧の「ジュリアン坊や」のモデルになっているといわれています。

小便小僧の由来には、その他にも説があり、ブリュッセルを爆破しようとして、爆弾が仕掛けられた時に、導火線にオシッコをかけて、爆発を防いで町を救った少年がモデルになっている、という説もあるようです。

いずれにしても、「小便小僧」は、「オシッコ」で人々の暮らしを守った「英雄」だというわけです。

ちなみに、いつも裸の小便小僧のジュリアン坊やは、世界中から服が送られてくる「世界一の衣装持ち」でもあるようです。