台風の日に「コロッケを食べる」のはなぜ?由来は?

「台風の日には、コロッケを食べる」という風習があります。

あまり知られていない風習かもしれませんが、ネット上では結構有名な風習です。

「2ちゃんねる」への書き込み

「台風の日に、コロッケを食べる」という風習は、そんなに古くからあるものではなく、2001年8月21日の「2ちゃんねる」への書き込みが、きっかけになっているといわれています。

台風11号が上陸していた、この日の「2ちゃんねる」の「【台風11号パブーク】上陸秒読み実況スレッド 14号」というスレッドで、「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」という書き込みがありました。

「コロッケを16個買ってきました。」というほんのりした感じが、「買いすぎ!」というような笑いも誘いますが、これにつられて「コロッケが食べたくなった」という人も出てきました。

これ以降、ネット上で台風情報がやりとりされる時には、「コロッケを食べる」という会話も併せてされるようになっていきます。

最近では、「今日は台風だから、コロッケを食べよう!」というようなやり取りが、ネット上でもよく見かけられます。

ネット上では、「台風の日 = コロッケを食べる」ということが、かなり定着しているようです。

人気アニメ「サザエさん」のストーリー

「2ちゃんねる」で書き込みがされる、かなり以前の「1989年7月16日」の日曜日。

人気アニメ「サザエさん」で、「台風コロッケ騒動」というストーリーが放送されています。

「2ちゃんねる」で書き込みをした人が、この放送を見ていたかどうかは定かではありませんが、「台風コロッケ」の「大本の由来」は、ひょっとすると、「サザエさん」なのかもしれません。

台風コロッケの派閥

「台風コロッケ」が定着してきて、「台風コロッケの派閥」なるものも生まれているようです。

主な派閥は、次の3派だといわれています。

・オリジナルネタ通り、出来たコロッケを買ってくる派
・冷凍食品のコロッケ派
・台風上陸中の暇つぶしも兼ねて、手づくりする派

みなさんは、どの派閥でしょう?