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ピアスの穴から出る白い糸のようなものの正体は?引っ張ると失明するというのは本当?

「ピアスの穴から出る白い糸を引っ張ると目が見えなくなる(失明する)」という噂話を耳にすることがあります。

その「白い糸」は「視神経」で、それを引っ張って抜いてしまうと、目が見えなくなってしまうというのですが、これは全く根拠のない「都市伝説」です。

耳たぶに、目の神経が通っているということはないので、その白い糸を引っ張り抜いても、失明することはまずありません。

しかし、ピアスの穴から、白い糸のようなものが出てくるということは、実際にあることです。

このピアスの穴から出る白い糸の正体とは、一体何なのでしょうか。

また、出てきた時には、どう対処すればいいのでしょう。

ピアスの穴から出る白い糸

耳にピアスの穴を開けると、穴の中に皮ができてきて、穴が塞がらなくなって、ピアスの穴が完成しますが、医学用語では、このことは「上皮化(じょうひか)」と呼ばれています。

上皮化が起こった後、きつめのピアスをつけると、それを外すときに上皮化した皮膚が筒状に剥がれることがあるといわれています。

日焼けした肌が、ペロッとむけるのに似た感じといえば想像しやすいかもしれませんが、この筒状に剥がれた皮膚が、一見すると「白い糸」のように見えることがあるというのです。

ピアスの穴から出る白い糸の正体は、「剥がれた皮膚」だったというわけです。


ピアスの穴から白い糸が出てきた時の対処

ピアスの穴から、白い糸のようなものが出てくるとビックリしてしまいますが、その正体は「上皮化した皮膚が剥がれたもの」なので、引き抜いても、問題はないとされています。

自分では怖くて対処できない場合は、耳鼻科や皮膚科に行けば処置してもらえますが、その場合も、ピンセットなどで引き抜くのが一般的な処置だといわれます。

白い糸を引き抜いても、目が見えなくなるというようなことはないというのが実際のところなので、安心して良さそうです。

「白い糸を引っ張ると失明する」といわれるようになった理由は?

では、どうして「ピアスの穴から出る白い糸を引っ張ると失明する」といわれるようになったのでしょう。

顔面神経説

耳たぶに「視神経」は通っていませんが、耳の中には「顔面神経」が通っているといわれています。

顔面神経は、内耳道から頭蓋の外へ出て、中耳腔内を通過して、顔面へと到達します。

実際、中耳炎の手術などで、耳の中を通っている顔面神経を傷つけてしまうと、顔が曲がって目が閉じなくなるといわれます。

この耳の中を通っている顔面神経とピアスの穴から出てくる白い糸が混同されて、「ピアスの穴から出る白い糸のようなものを引っ張ると目が見えなくなる」という都市伝説が生まれたのではないかという説があります。

耳つぼ説

ピアスの穴を開ける場所が、「目のツボ」に当たるため、このような都市伝説が生まれたのではないかという説もあります。

耳たぶの真ん中あたりは、「眼(がん)」と呼ばれる、目のツボにあたる部分とされています。

このツボは、目の疲れはもちろん、乱視、近視、結膜炎などにも効果があるとされています。

白い糸を引っ張ると、目が見えなくなるというのは、その白い糸が、耳にある目のツボから出ているからというわけです。

確かに、目のツボに当たる部分から白い糸が出ていたら、目に影響があるような気がするのも、分からなくはないですね。

ピアスの穴から出る「白いもの」

ピアスの穴(ピアスホール)からは、「白い糸」以外にも、得体のしれない「白いもの」が出てくることがありますが、それらは、汗や皮脂の汚れ、シャンプーや石鹸の洗い残しなどだといわれます。

ピアスホールの内部は、思っている以上に汚れがたまりやすい場所のようです。

ピアスホールに汚れがたまったままだと、雑菌が繁殖して炎症やかぶれを引き起こしてしまうこともあるといわれます。

また、不潔な状態が続くと、ピアスの穴が化膿して、ピアスホールが臭くなってしまうこともあります。

ピアスホールは定期的に手入れをして、清潔に保つことが大切です。

ピアスホールの手入れ

ピアスホールを手入れする方法には、専用のフロスをピアスホールに入れて掃除をする方法や、ピアスホール周辺に専用のジェルを塗る方法などがあります。

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また、毎日の洗浄による手入れも大切です。

石鹸を泡立てて、ピアスホール付近や穴を洗い、洗い終わった石鹸は、きれいに洗い流します。

洗浄には、特殊な石鹸などは必要ないので、一般に市販されている石鹸でOKです。

消毒液や殺菌タイプの刺激が強い石鹸は、ピアスホールにとっては、かえって逆効果になることもあるので気をつけましょう。

耳は皮脂の分泌が多い部分なので、毎日きれいに洗うようにしたいです。

洗い終わったら、ティッシュや綿棒などを使って、ピアスの穴のまわりの水気をしっかりと取っておきましょう。

軽くドライヤーをあてるのもいいかもしれません。

ピアス自体もきれいに保つ

ピアスホールを清潔にしても、ピアス本体が汚れていては、元も子もありません。

ピアスを外した後には、ピアス自体に汚れがないかチェックする習慣をつけましょう。

ピアスの汚れが軽ければ、ジュエリー専用のフロス、メガネ拭きのような柔らかい布やテッシュなどで拭くだけでもキレイになりますが、時間が経ってしつこくなった汚れは、ジュエリー専用のクリーナーなどを使うのもいいかもしれません。

ピアスを外した後は、ジッパー付きの袋に入れて空気を抜いておけば、酸化して黒くなるのを予防することができます。

酸化してしまったシルバーピアスは、炭酸水を含ませた布で拭くと、かなりキレイになります。

まとめ

ピアスの穴から出ている白い糸のようなものを引っ張っても、目が見えなくなるというようなことはありませんが、耳は、皮脂の分泌が多く、ピアスホールの内部は、思っている以上に汚れがたまりやすい場所なので、いつも清潔に保っておくようにしましょう。

ピアスは、オシャレには欠かせないファッションアイテムですが、安全に使うために、日頃の手入れは欠かさないようにしたいですね。

ピアスをしていると「霜焼け」や「火傷」になりやすい!
ピアスをしてスキーをすると、耳たぶが霜焼けになりやすく、ピアスをしてサウナに入ると、耳たぶが火傷になりやすくなるといわれます。
これは、金属でできているピアスは、人の身体とは比熱が異なっていて、高温の環境では耳たぶよりもかなり熱くなり、低温の環境では耳たぶよりもかなり冷たくなるからです。
飾りが大きいピアスは、特にその傾向が強くなります。
スキーやサウナに限らず、極端に気温が高い場所や低い場所でのピアスの装着は、十分に注意するようにしましょう。



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