おみくじの公式の順番は?「吉と中吉」「小吉と末吉」ではどちらが良い?

おみくじを引く人
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神社やお寺に参拝したときには、よくおみくじを引きます。
 
おみくじには、「吉」や「凶」以外にも様々な内容の文面が書かれていますが、一番気になるのは、やはり、「大吉」「吉」「凶」などの運勢です。
 
この運勢がどうなっているかを見るために、おみくじを引くという人も多いはずです。
 
しかし、「大吉」が一番良くて、「凶」は良くないということは分かりますが、「吉」と「中吉」とではどちらが良くて、「小吉」と「末吉」とではどちらの運勢が良いのでしょう。
 
おみくじの良い順番は、はっきりとは分かりにくいです。
 
「吉」「中吉」「小吉」「末吉」など、おみくじの吉凶の公式の順番はどうなっているのでしょうか。

おみくじの起源

古来から日本では、まつりごとの重要な決定や、重要な地位にある人の後継者を選ぶときなどに、神様の意思を占うために「くじ引き」をすることがありましたが、これが「おみくじ」の起源とされています。
 
その後、平安時代に天台宗の僧侶「元三大師(がんざんだいし)良源」が、信者からの相談に五言絶句で応えたのが現在の「おみくじ」の最初だといわれています、
 
この「元三大師みくじ」を引く際には、お経を3回唱えた後、三つの真言を333回ずつ唱え、33回礼拝してから引いたといわれています。
 
本来、おみくじを引くのは大変なことで、自分ではどうしても決めることができないときにだけ引いていたというわけです。
 
そして、引いたおみくじで一番気になるのが、「吉」なのか「凶」なのかということですが、おみくじは、吉凶の順番を目的として引くのではなく、おみくじの内容の意味をよく理解してそれからの生活に活かしていくことが大事なことだとされています。
 
引いたおみくじが「凶」であったとしても気を落とすことなく、おみくじに書かれている運勢などの内容の文面をじっくり読んで、良い方向へ進んで行くための「神様からのアドバイス」にするというのが、おみくじの本来の役割でもあるというわけです。

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おみくじの公式の順番

おみくじを引いた際には「吉凶の順番」が気になります。
 
おみくじを引く多くの人が、運勢が良いとされる「大吉」を引くことを期待しておみくじを引いていることは、疑いのないところでしょう。
 
「大吉」を引けば、運勢を読む前から大喜びですが、「小吉」や「末吉」などの「_吉」を引いた時には、「凶」ではないので、そんなに悪い運勢ではないということは分かりますが、それが、どれほどの運勢を表しているのかがはっきりと分からないので、反応も微妙な感じになってしまいます。
 
「吉」と「中吉」ではどちらが良いのか、「小吉」と「末吉」ではどうなのか、はっきりと順番は分かりにくいです。
 
おみくじについては、全国の神社を統括する宗教法人・神社本庁の公式サイトでも紹介されています。

一般的に「おみくじ」は、個人の運勢や吉凶を占うために用いられているわけですが、種類もいろいろとあり、神社ごとに工夫も窺うことができます。その内容には吉や凶、または大吉・中吉・小吉・末吉という吉凶判断、金運や恋愛、失(う)せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記述を見ることができます。

引用:神社本庁 https://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/omairiiroha/omikuji/

これによると、「大吉・中吉・小吉・末吉」の順序で記載されているので、「凶」を含めると、おみくじの順番は「大吉・中吉・小吉・末吉・凶」であることは間違いなさそうですが、問題は「吉」の順番です。
 
以前の神社本庁の公式サイトでは「大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶」との記載がありましたが、現在のサイトでは「吉」がどの位置に入るかの明確な記載はありません。
 
実際のところ、「吉」の順番については、それぞれの神社によって違いがあるようで、「コレがおみくじの公式の順番」という明確なものはないというのが現状のようです。
 
おみくじの区分けの多い神社では、

「大吉>吉>中吉>小吉>半吉>末吉>末小吉>平>凶>小凶>半凶>末凶>大凶」

などというような順番になっているところもあります。

「吉」の良い順番

おみくじの良い順番は、「大吉>>中吉>小吉>末吉>凶」が基本といわれることもあるようですが、「吉」の順番は、神社によって違いがあります。
 
「大吉>中吉>>小吉>末吉>凶」
「大吉>中吉>小吉>>末吉>凶」

など、「吉」の順番は、それぞれの神社によって様々です。
 
また、おみくじ全体の「吉凶の割合」もそれぞれの神社によって様々で、「凶」の本数を減らして「吉」を多くしていることもあれば、逆に「凶」の本数が多いこともあり、「吉」を引く確率や「凶」を引く確率もそれぞれの神社によって様々です。
 
詳細については、おみくじを引いた神社に確認するのが一番確実です。

「平」

おみくじには、「吉」「凶」以外にも「平」(「たいら」または「ひら」)という馴染みのないものもありますが、これは「可もなく不可もなく」という意味で、順番としては、「凶」の前になります。
 
「平」が入っている神社は非常に少ないですが、「厳島神社」のおみくじは、「平」が入っていることで有名です。
 
「平」というおみくじは、全国的に見ても少ないので、「平」を引くと大吉以上にラッキーと感じる人もいるといわれています。

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有名な神社仏閣のおみくじの順番

成田山新勝寺のおみくじ

千葉県の成田山新勝寺は、初詣には約300万人もの人が参拝する人気のお寺ですが、1月1日~28日の間は、期間限定で、おみくじの自販機が設置されることでも有名です。
 
成田山新勝寺のおみくじの順番は、

「大吉>吉>半吉>小吉>末吉>凶」

となっていて、「中吉」ではなく「半吉」となっているのが特徴です。
 
「半吉」と聞くと、そんなに良くないと感じるかもしれませんが、順番としては吉の次になるので、結構いい順番といえそうです。

浅草寺のおみくじ

「凶が出やすい」といわれているのが、浅草寺のおみくじです。
 
浅草寺のおみくじの順番は、

「大吉>吉>半吉>小吉>末小吉>末吉>凶」

となっていて、こちらも、「半吉」や「末小吉」など、馴染みの浅いものがあります。
 
浅草寺では100本あたりの、それぞれのおみくじの割合が決まっていて、その割合は、

・大吉:17本
・吉:35本
・半吉:5本
・小吉:4本
・末小吉:3本
・末吉:6本
・凶:30本

とされています。
 
確かに、「凶」の本数が多いです。
 
全体の約3分の1が「凶」ということになるので、「凶が出やすい」というのは、単なるうわさではなかったようです。

京都伏見稲荷大社のおみくじ

京都伏見稲荷大社のおみくじは、種類も多く、その内容もとても珍しいです。
 
・大大吉(だいだいきち):願いが叶う最高の幸運
・大吉(だいきち):大変良い運
・向大吉(むこうだいきち):大吉に向かう良い運
・末大吉(すえだいきち):いずれは大吉に
・吉凶未分末大吉(よしあし いまだわからず すえだいきち):今吉凶は分からないが、いずれは大吉に
・吉(きち)
・中吉(きゅうきち)
・小吉(しょうきち)
・後吉(のちきち):今後は吉に
・末吉(すえきち):いずれは吉に
・吉凶不分末吉(きちきょう わかたず すえ きち):吉凶は分けられないが、いずれは吉
・吉凶相交末吉(きちきょう あいまじり すえ きち):吉凶が交じっているが、いずれは吉
・吉凶相半(きちきょう あいなかばす):吉と凶が半々
・吉凶相央(きちきょう あいなかばす):吉と凶が半々(吉凶相半とほぼ同じ)
・小凶後吉(しょうきょう のち きち):多少の苦難はあるが、その後は吉に
・凶後吉(きょう のち きち):苦難が多いが、その後は吉に
・凶後大吉(きょう のち だいきち):苦難の多い凶を超えれば、その後は大吉に
 
京都伏見稲荷大社のおみくじは、「凶」が含まれるものがあっても、「凶」そのものはなく、努力などによって、いずれはいい運勢が得られるという希望が持てる内容になっているのが特徴です。

おみくじには、元々「吉」「凶」しかなかった

「吉凶」というように、元々おみくじには、「吉=良い運勢」「凶=悪い運勢」しかなかったといわれています。
 
しかし、それだけでは、どれほどの運勢なのかが分かりにくいので、階層が作られたとされています。
 
階層の作り方としては、吉と凶の上下に「大吉=非常に良い運勢」「大凶=非常に悪い運勢」が作られ、そこに「中」「小」「末」といった言葉を加えてさらに細分化されていきました。
 
「中吉」「小吉」「末吉」などは、それぞれの神社で独自に生まれてきたものなので、各神社によって解釈に違いがあるといわれています。
 
「大吉>吉>凶>大凶」という順番の中に、「中吉」「小吉」「末吉」などを加える際、どこに入れればよいかということを各神社で判断していったため、神社によって「吉」「中吉」「小吉」「末吉」の順番に違いがあるというわけです。
 
・引いた後のおみくじは結ぶ?持って帰る? >

・おみくじの運勢に書かれている内容の言葉の意味 >

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