人間は常に「まばたき」をしていますが、その回数は、「1時間」に「1,200回」にものぼるともいわれています。
日中、16時間起きている人なら、「1日」に「約2万回」もまばたきをしている計算になります。
1回のまばたきは、0.3秒程度といわれるので、1日に、約1時間40分もまばたきをしているということになります。
まばたき
「まばたき」は、多くの場合、「自発的」または「反射的」に行われているといわれます。
まばたきをする目的は、「目の乾きを防ぐため」といわれますが、実は、それは一つの理由でしかないといわれます。
「まばたき」には、「心理的」なことが関わっていることが多いとされています。
緊張すると、まばたきが増える
人間は、「緊張した状態」になると、まばたきをする回数が「急増する」といわれています。
個人差はありますが、1分間に、40~50回も増えることがあるといいます。
他にも、「心配ごとがある」「居心地が悪い」「嫌いな相手を前にした」などの際にも、まばたきの回数が「増える」といわれています。
極端にまばたきの回数が多い場合には、「緊張」を通り越して、「恐れ」を抱いていることもあるといわれます。
会話中のまばたき
会話中にまばたきの回数が多い相手は、「ウソをついている」「窮地に追いやられている」「気まずい精神状態にある」というようなことが考えられるといいます。
注意深く相手を観察してみましょう。
集中していると、まばたきは減る
逆に、何かに「集中している」状態のときには、まばたきの回数は「減る」といわれます。
まばたきする回数の「多い」「少ない」は、「心理的な要素」によって変わるというわけです。
気になる相手の気持ちを知りたいと思えば、まばたきの回数を観察するというのも、一つの手段なのかもしれません。