母の日の「赤いカーネーション」の由来と意味

母の日
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毎年、寒さが和らいで暖かくなってくると、「母の日」が近づいてきます。
 
「ありがとう」の感謝を込めて、今年は何をプレゼントしようかと考え始めますが、いつも「今年の母の日はいつだったかなあ?」と考えてしまいます。
 
5月のゴールデンウィークが終わった後だということは分かっていますが、他の祝日のように決まった日ではないので、すぐには頭に思い浮かびません。

母の日

母の日は、5月の第二日曜日なので、2020年は「5月10日(日)」です
 
母の日のプレゼントといえば、「赤いカーネーション」が定番ですが、どうして赤色なのでしょう。
 
最近では、赤いカーネーションのほかにも、実用的で喜ばれるプレゼントを贈ることも多いですが、やはり母の日のイメージは「赤いカーネーション」。
 
母の日の「赤いカーネーション」は、母の日の起源に由来するものでした。

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母の日の起源・由来

母の日の起源は、アメリカにあるといわれます。
 
アメリカのウェストバージニア州のウェブスターというところに「アンナ・ジャービス」という女性がいました。
 
アンナの母親(アン・ジャービス)は、敬虔なクリスチャンで、地域の医療や衛生環境を改善する活動を行っていました。
 
アメリカ南北戦争の際、ウェブスターは、「北軍」と「南軍」の両軍の軍勢が駐屯する場所でしたが、「チフス」や「はしか」が流行し、両軍の多くの兵士もこれらの病気にかかってしまいました。
 
アンナの母親のボランティア団体「Mothers Day Work Club」は、北軍、南軍に関係なく、病気やケガに苦しむ全ての兵士を手厚く看護したといわれています。
 
その母親が、1905年5月9日に亡くなってしまいます。
 
アンナは母親が亡くなった時、参列者に母親が好きだったカーネーションを配りました。
 
アンナは、この素晴らしい母親の功績をたたえて、世の中の全ての母親を敬うため、5月の第二日曜日を「母の日」とする運動を始めたのです。
 
地元の教会に出席する人たちに対して、カーネーションを贈ることから始めていきましたが、1908年には、教会で5月10日(5月の第二日曜日)に式典が行われ、次第に全国に広がっていきました。
 
その後、ウッドロー・ウィルソン大統領時代の1914年には、5月の第二日曜日が「母の日」として制定され、翌1915年に施行されます。
 
アンナの活動には、母親の好きだった「白いカーネーション」を使っていたので、白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。
 
「赤いカーネーション」ではなく「白いカーネーション」がシンボルだったというわけです。
 
母の日が生まれた背景には、現在のような「母親への感謝」というよりは、「尊敬の念」が強くあったようです。

日本の「母の日」の始まり

アメリカで制定された「母の日」は、その後、世界に広がっていきますが、日本では、制定されて間もなく教会などでお祝いが始まったといわれています。
 
日本で「母の日」が全国的に広がるきっかけとなったのは、1937年の5月の第二日曜日に東京で開催された森永製菓主催の「森永母の日大会」
 
約20万人のお母さんが招待され、新聞や雑誌で取り上げられ、一気に全国に波及していったといわれています。
 
その後、戦争も終わった1947年には、5月の第二日曜日が「母の日」として制定されました。

母の日のカーネーションの色

アンナが、亡くなった母親を追悼するために祭壇に飾ったのは、母親が好きだった「白いカーネーション」でした。
 
当時は、母親が健在なら「赤いカーネーション」亡くなっていれば「白いカーネーション」を贈っていたようですが、その後、母親がいない子供への配慮などもあり、「赤いカーネーション」が一般的となっていったといわれています。
 
現在では、いろいろな色のカーネーションがありますが、それぞれの色によって違った花言葉になるので、母の日にプレゼントする際には、そちらも考えてみてください。
 
ちかみに、カーネーション全般の「花言葉」は、「無垢で深い愛」「純粋な愛」「女性の愛」「感動」などです。

花の色によるカーネーションの花言葉

「赤色」のカーネーション:「母への愛」「真実の愛」

「ピンク色」のカーネーション:「感謝」「気品」「暖かい心」

「オレンジ色」のカーネーション:「情熱」「熱愛」

「紫色」のカーネーション:「誇り」「気品」

「青色」のカーネーション:「永遠の幸福」

「白色」のカーネーション:「亡き母を偲ぶ」「私の愛は生きている」

「黄色」のカーネーション:「軽蔑」「嫉妬」

「濃い赤色」のカーネーション:「欲望」

「まだら模様」のカーネーション:「愛の拒絶」
 
花言葉から見ると、母の日にプレゼントするのは、「白色」「黄色」「濃い赤色」「まだら模様」のカーネーションは、あまり向かないかもしれません。

カーネーションの本数の意味

母の日にカーネーションをプレゼントする時の花束の本数には特に決まりはないので、予算の範囲内で花束を作ってもらえばいいのですが、ヨーロッパでは、カーネーションに限らず、花束の本数に意味を持たせているので紹介します。
 
1本:感謝
2本:誠実
3本:幸福
4本:信頼
5本:希望
6本:愛情
7本:情熱
8本:真実
9本:尊敬
10本:栄光
11本:努力
12本:永遠
 
赤色のカーネーションは定番ですが、花の本数でもメッセージを伝えたいですね。
 
「花束」ということでは、12本がベストということになるかもしれませんが、カーネーションの色の花言葉と、本数のメッセージの組み合わせでオリジナルな意味を持たせたカーネーションを母の日にプレゼントするのもいいかもしれません。

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