「KO(ノックアウト)」と「TKO(テクニカル・ノックアウト)」の違いは?

KO(ノックアウト)

「ノックアウト(knock out)」は、ボクシング競技の判定の一つで、「KO」と略されます。

打撃を受けて、
「足の裏以外の部分がキャンバスに触れたり」
「ロープにもたれこんだり」
すると「ダウン」になりますが、
ダウンして10秒以内に起き上がって競技が続けられない状態になった際の判定が、「KO(ノックアウト)」です。

「KO(ノックアウト)」の判定を受けた選手は、負けとなります。

TKO(テクニカル・ノックアウト)

一方の「テクニカル・ノックアウト(technical knock out)」も、ボクシング競技の判定の一つで、「TKO」と略されます。

次のような場合に、途中で試合を止める判定が「TKO(テクニカル・ノックアウト)」です。

・両競技者に実力の差が大きすぎて、試合にならないと判断された場合
・ダメージが大きくて、試合を続行することが不可能だと判断された場合
・セコンドがタオルを投げ入れて、試合中止の意思表示をした場合

「TKO(テクニカル・ノックアウト)」の判定を受けた選手は、負けとなります。

プロボクシングで「TKO(テクニカル・ノックアウト)」に当たる判定は、アマチュアボクシングでは「RSC(レフェリー・ストップ・コンテスト)」と呼ばれています。