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勉強のやる気を出す方法とは/親の接し方が重要なポイント

勉強をやらないといけないと心の中では思っていても、いざ勉強を始めようとすると、なかなかやる気が出ないということもよくあります。

勉強のやる気は、他力本願ではなかなか上がらないので、自分で上げることを考えなければなりません。

目次

勉強のやる気

勉強のやる気は、自転車をこぐのと同じようなものです。

こぎ出すときには力が必要になりますが、一端みこぎ出すと後はスイスイと進んでいきます。

苦手な科目からでは、なかなかペダルをこぐ気になりません。

最初は、得意科目から始めましょう。

数学が得意ならば、簡単に解ける計算問題から始めてみましょう。

そこから少しずつエンジンをかけていきます。

エンジンがかかってしまえば、勉強のやる気も出てきて、スイスイ進んでいくことができます。


勉強の目標を共有する

モチベーションを高めたり、保ったりするためには目標が必要です。

中学生であれば、どこの高校に進学したいのかによって、そのためには、次のテストで何点とらなければならないのかが見えてきます。

一つひとつの目標をクリアしていくことで、勉強のやる気がさらに高まっていきます。

できれば、勉強の目標は誰かと共有したいものです。

保護者でもいいですし、学校の先生、塾の講師、家庭教師、応援してくれる人などと目標を共有し、それを達成した喜びを分かち合うことができると、次の勉強の目標達成への気持ちも高まります。

励ましてくれる人の存在を認めることで、感謝の気持ちも自然と沸いてくるでしょう。

勉強も仕事も、自分のため以上に、他人や社会の役に立つということを、少しづつ肌で感じるようになります。

勉強のやる気が出ない原因

勉強のやる気がでない原因は、大きく3つに分けることができます。

「勉強が嫌い」でやる気が出ない

根本的に勉強が嫌いな場合は、なぜ嫌いなのかを考えてみましょう。

新しいことを身につけるということは、確かに大変なことですが、充実感があります。

勉強が嫌いだと感じている人は、「大変なことにチャレンジ」しているけど、「充実感を得られていない」ということが、原因になっているのかもしれません。

対処法

勉強をしても充実感を得られないのは、その内容が「分からない」「できない」からではないでしょうか。

人は、分かると楽しいですが、分からないとつまらないものです。

だったら、分かるようになりましょう。

つまずいている部分の勉強の補強

自分がどこでつまずいているのか把握できているのであれば、そこから復習をしましょう。

中学生でも、小学校のことがよく分かっていない場合は、小学校のドリルからでも構いません。

この場合のポイントは、つまずく少し前の単元から勉強することです。

「分かる」ところから始めましょう。

勉強はできるまでやる

勉強に限らず「分かった」と「できる」とでは、大きく異なります。

「分かった」と思って、家に帰ってから自分でやってみるとできない。

できないから勉強が嫌いになる。

それは、アウトプットのほうがインプットよりも難しいからです。

「分かった」で終わらせず、それが自分のなかで定着するまで、何度も反復練習をして、自分で「できる」まで引き上げましょう。

それには、演習時間の確保が大切です。

「部活動が忙しい」からやる気が出ない

勉強と部活を両立して頑張ろうと考えている人も多いはずです。

部活を一生懸命頑張って、帰ってくると疲れてしまって、勉強する気がしない。

しかし、勉強をしないわけにもいかない・・・。

対処法

とにかく同じペース、同じような時間帯で習慣的に勉強することが一番効果的です。

体も慣れてきて楽に勉強ができるようになってきて、やる気もアップしていきます。

学校から帰ってきて疲れているのなら、朝勉強をするという方法もあります。

部活でそんなに疲れているわけではないのに、なぜか、やる気が出ないケースがあります。

特に、高校や中学の2年生の時期が要注意です。

「中だるみ」の時期と呼ばれ、部活にも慣れ、学校にも慣れてくると蔓延し始めます。

家にいては、どうしても勉強をする気にならない場合は、塾に通ってみるのも一つの方法です。

週に1回でもいいです。

部活を頑張りながら勉強も頑張っている同世代の人の姿をみたら、必ず刺激を受けるはずです。

また、塾の授業が分かりやすければ、勉強自体が楽しくなるということもあります。

「反抗期」のためやる気が出ない

親に、とやかく言われるのが、とにかく嫌な時期があります。

特に、勉強のことを言われると、かえって勉強をしたくなくなる。

反抗期です。

反抗期は、親から自立しようとする健全な心の発達で、誰にでもある時期です。

対処法

反抗期は、健全に心が成長している証のようなもので、反抗期と自立は裏表の関係にあります。

自分の力で生きていこうという気持ちになってきているので、素晴らしいことです。

しかし、そのために勉強のやる気が出なくなってしまっては、元も子もありません。

しっかりと勉強することが、自立に向かっての第一歩になります。

親が口うるさく感じる

親に「あれしたの」「これしたの」と、うるさく言われるのを煩わしく感じるということは、よくあります。

人は、分かっていることを命じられることを嫌がります。

まずは、自分の中で「親は親、自分は自分」と気持ちを切り替えましょう。

勉強は親のためにやっているものでもなければ、やらされているものでもありません。

勉強は、自分の将来のためにしているものです。

とにかく、今はまず、自分のためと割り切って、やるべきことをしっかりやるようにしましょう。

第三者に間に入ってもらう

クッションのような役割です。

家族では、どうしても表現が直接的になったり感情的になったりしやすいので、第三者に間に入ってもらうのも一つの方法です。

学校の先生や塾の講師などに相談してみましょう。

子供も、プロの意見には素直に耳を傾けやすいです。

親が、子供への言葉のかけ方を、教えられることもあります。

言葉のかけ方一つで、環境が大きく変わる可能性があります。


勉強のやる気を高める4つの方法

親として、子供にどう接していけば、子供の勉強に対する「やる気」を上げていくことができるのでしょうか。

ただ「勉強しなさい」では、やる気を上げるどころか、下げることになってしまいます。

なぜ勉強をしないといけないかを、子供が理解できるように話してあげましょう。

勉強の大切さは、子供の自立を一番に願っている親が、一番に伝えていくことが大切です。

子供が勉強のやる気を出すために、子供に対する親の接し方を、もう一度見直してみましょう。

1.褒めることでやる気を高める

褒めると、現状に満足してしまって向上心を消してしまう、と思っている人も多いかもしれません。

「当たり前のことを褒めても意味がない。それより、できていないことを指摘した方が効果がある。」と考えている人もいます。

しかし、当たり前のことを普通にできていることは、実は凄いことなのです。

人間は、とかく欠けている部分にばかり目がいってしまいます。

勉強に関しては、指摘するだけではなく、それ以上に、できたことや頑張ったことを褒めてあげてください。

認めてあげる

大人でも、職場で認められないで働くということは、精神的に辛いものです。

逆に、互いに認め合うことで、やる気が高まります。

家族にも、そんなチームのような側面があります。

頑張っている部分をしっかりと認めてあげましょう。

できなくても、失敗しても、その努力を認めてあげることで、次へチャレンジする気持ちが芽生えてきます。

失敗は成功の基です。

結果ではなく、過程を認め合うことは、子供でも大人でもモチベーションを高めるには大切なことです。

勉強も同じです。

2.親の話をすることでやる気を高める

正論ばかりでは、人は聞いていて疲れてしまいます。

たまには、親の中学生・高校生の頃の失敗談などを聞くと、子供は何かしら安心するものです。

親の自慢話ばかりだと、子供にコンプレックスを与える可能性もありますが、親自身が勉強したことで、どんないいことがあったのかを、具体的に話をしてあげるのは、子供にとっても、とても参考になります。

それが今の生活にどう繋がっているかを示してあげることで、子供は確実に勉強の重要性に気づくことができます。

単純に、勉強したからこの大学に合格したといった話は、効果が薄いです。

どんな力がついて、今の生活にどのように役立っているのかを話してあげることが大事です。

親の思いを伝える

子供に求めるのは、どういうことでしょうか。

テストで良い点をとること? 志望する高校や大学に進むこと? 希望する職業につくこと? たくさんお金を稼げる大人になること?

「人の役に立つ自立した人間になってほしい」という願いを持っている親御さんは、多いのではないでしょうか。

子供に対する一番の思いを、一番強く伝えてあげてください。

そうすることで、子供には、確実に熱をもって伝わっていくでしょう。

褒美がもらえるから勉強を頑張るのではなく、自分の夢や志のため、将来のために頑張るようになり、必然的に勉強のやる気も出てくるでしょう。

3.目標を共有することでやる気を高める

受験・試験には「幼稚園受験」「小学校受験」「中学校受験」「高校受験」「大学受験」「国家試験」「就職試験」などがあります。

どこからどこまで経験するかは、各自で異なりますが、「高校受験」「大学受験」「就職試験」に関しては、多くの人に関わることではないでしょうか。

親として、どのように関わっていけばいいのでしょうか。

勉強の目標を共有する

目標は、共有できる相手がいると、頑張ろうとする意欲が高まります。

相談できる相手がいることや、一緒に喜んでくれる人がいることは、とても心強いものです。

例えば「○○○の資格をとるためにいっしょに頑張る」というような目標の共有ができると、より一層勉強する意欲が高まります。

受験勉強の意義

もちろん、試験に合格するというのが一番の目標ですが、受験勉強をすることは、試験本番でいかに集中して実力を発揮するかという訓練にもなります。

時間を気にしながら、丁寧に計算する、読む、書くといった訓練にもなるのです。

計画を立てて、それを実践していくことの重要性も学ぶことができます。

結果、失敗に終わっても、それで人生が終わってしまうわけではありません。

巻き返すチャンスはいくらでもあります。

受験に失敗しても、挫折を乗り越える力が、育まれるのです。

ぜひ、受験勉強の意義を伝えてあげましょう。

4.勉強する順番を工夫してやる気を高める

家で勉強する際に、少し工夫すれば、勉強のやる気が高まることがあります。

人には、好きな科目と嫌いな科目があります。

特に、数学は、凄く好きな子と凄く苦手な子に二分されます。

好きな科目から始める

家で勉強する際に、一番動きが鈍くなるのが勉強のスタートの時です。

スタートが遅れると、すべてが後手後手に回ってしまいます。

苦手科目から始めようとすると、さらに出足が鈍ってしまいます。

得意な科目から始めましょう。

得意な科目の中でも「できること」から始めるのがポイントです。

例えば、数学が得意であれば、計算から何問か演習してみます。

少しずつ頭の中を切り替えて、数学脳にしていくのです。

いくら得意科目といっても、いきなり図形問題から始めると燃え尽きてしまいやすいです。

少しずつエンジンをかけるようにしましょう。

夕食前の2時間の勉強

部活をしている人には厳しい話かもしれませんが、部活を引退した中学3年生の夏ごろからは、是非実践してみてください。

夕食前に、2科目2時間の勉強をしておくと、後が楽になります。

この場合の2科目は、得意科目→苦手科目の順番です。

苦手科目を後にして、これを頑張れば美味しい夕食だと思ってやり抜きましょう。

残りの科目は、夕食後に取り組みます。

できれば、1科目1時間は勉強したいです。

最初は難しいかもしれませんが、3科目3時間、夕食後に頑張るという目標をたててみましょう。

勉強の集中力を高める

「勉強しているのに成果が出ない」「机に向かっている時間は長いのに成果が出ない」ということがあります。

原因はいろいろ考えられますが、一番多いのが、集中して勉強できていないということです。

他のことを考えていたり、スマホなど他のことをしながら、勉強していては、いくら時間をかけても、成果には繋がりません。

集中力がアップして、結果につながれば、勉強のやる気も出てくるようになります。

集中力をアップすることは、勉強のやる気を出すことに直結するといえます。

意識して集中力を高める

何かを習得したい、実力を発揮したい、そんな時に必ず必要になるのが「集中力」です。

例えば、数学や算数などのテストは、その日の体調や精神状態に大きく影響を受けるといわれています。

同じ実力、勉強量でも、集中力によって、結果が20点近く変わることもあるといいます。

試験本番に集中して、実力を発揮できるようにするためには、日々の学校や家での勉強の時から「集中」することです。

練習でできないことは、本番でもできません。

日々の習慣にしていないことを、本番だけやろうと思っても到底無理なのです。

集中して勉強するには、本人がそのつもりで臨まなければなりません。

集中力の大切さを十分に認識して、日々の勉強で実践しましょう。

音楽がないと集中できないという子がいますが、本番で音楽を聴きながら試験に臨めるでしょうか。

それは、無理です。

あくまでも、本番を想定した取り組みをする必要があります。

できるだけ、音楽などは流さずに勉強するようにしましょう。

集中力を高める場所

環境によって、人の集中力は変化します。

集中力を高めるのに、雑音の多い場所は適していません。

静かに越したことはないですが、本番ではたくさんの人がいる中で試験を受けたりするので、人の気配を感じる中で集中できる訓練も必要になります。

居間で勉強するのが良い理由

人の気配がする居間で集中して勉強することができれば、本番の試験でも集中できる可能性が高くなります。

また、居間で勉強すると、家族の目が気になるので、スマホを使ったり、テレビを観たり、漫画を読んだりする誘惑からは遮断されます。

さらに、励ましてくれる人が近くにいるのは、心強いものです。

親としても、子供の勉強の頑張りを直に見れるので、状況が把握しやすくなります。

図書館などの集中できる環境での勉強

勉強に意欲的な子ほど、図書館のような場所で勉強することを好みます。

周囲が頑張っている姿を見て、刺激を受けるのでしょう。

図書館では、様々な世代の人が勉強しています。

中学生であれば憧れの高校生を見て、高校生は憧れの大学生を見て勉強することで、モチベーションがあがり、より集中できるようになるというわけです。

ほどほどの人の気配を感じながら勉強することになるので、本番にも近い環境です。

塾に通っている場合は、塾の自習室を積極的に活用するのもいいかもしれません。

塾の自習室には、チューターと呼ばれる先生がいて、見回りと共に、質問にも答えてくれることが多いです。

このような環境を、上手に活用してみましょう。

集中力を高めることができる時間

人は、何十時間もの間、集中し続けることはできません。

小学校低学年なら、30分程度が限界だといわれていますが、本当に集中できているのは、その内の10分程度だといわれています。

歳を重ねるごとに、集中力が持続できる時間は伸びていきます。

効果的に勉強をするには、この集中できる時間をよく理解しておく必要があります。

適度に休憩する

集中して勉強できる時間は、「50分」が一つの目安とされています。

高校生になればもう少し長くても大丈夫かもしれませんが、中学生までは50分頑張ったら10分程度の休憩をとるようにしましょう。

それが、集中力を維持するポイントになります。

ただ、入試の本番では、1科目が50分より長い場合があります。(滅多にありませんが)

その場合は、その時間にあわせて、集中して勉強するようにしましょう。

学校の定期試験も、1科目50分くらいです。

休憩をはさむことで、次の勉強への集中力が高まります。

時間を決めて勉強する

ずっと勉強していることがいいことだと思っている人もいるようですが、それは違います。

時間を意識しながら勉強することが大切です。

特に数学は、1問に数十分かけてしまうことも珍しくありません。

じっくりと考えることが必要でな時もありますが、受験勉強の際には、5分考えて解けないときは、模範解答を見てしまいましょう。

本番の入試で、1問に10分もかけている時間などないのですから。

数学は時間を決めて、その中で何問解けるのか、何問チャレンジするのかを意識した勉強をすることが大切です。

中学生までなら、数学の勉強は、1日1時間すれば十分です。

それ以上は、集中力を保つことが難しくなります。

メリハリをつけて、他の科目の勉強に移りましょう。

集中力を高める方法

どうすれば、人は集中力を高められるのでしょうか。

例えば、プロ野球選手を見てください。

打席に入るときにする動きは、いつも一緒です。

調子がいいときも悪いときも、一定のリズムを崩さないようにしています。

そうすることによって、集中力を高めているのです。

これを「ルーティン」と呼びます。

勉強に集中するため、自分なりのルーティンを作る

他のスポーツを見ていても、一流選手は、何かのプレーに入る前には、いつも似たような動きをしています。

ルーティンは、人それぞれです。

どんなことでも構いません。

本番に実力を発揮するための「動作」「手順」を、自分で決めておくのです。

そして、それを日々の勉強の時から、取り入れていきます。

例えば、「消しゴムを机の左に置いて、背筋を伸ばし、右手を胸に当てる」というような感じです。

いろいろ試してみて、自分に一番あったルーティンをみつけましょう。

ルーティンがある人は、本番の緊張に勝てる

受験本番では、とかく緊張します。

特に、人生最初の入試の日は、驚くほどの緊張感に襲われるかもしれません。

静かにしていれば集中できるというものではありません。

心を鎮めなければ、本当の集中力は生まれてきません。

そのときに、毎日繰り返してきた「ルーティン」が役に立ちます。

ルーティンをすることで、心が落ち着き、実力を発揮できるという自信が持て、いい緊張感で試験本番に臨みやすくなります。

緊張しないようにするのは、無理です。

必ず緊張はするものです。

問題は、緊張を上手くコントロールできるかどうかなのです。

勉強の仕方

「どうやって勉強をしたらいいのか分からない」という人がいます。

「分からないこと」を「分かる」ようにすること、「できないこと」を「できる」ようにすることが「勉強」です。

「どうやって勉強をしたらいいのか分からない」というのは、どうすれば「分かる」ようになるのか、どうすれば「できる」ようになるのかが分からないということです。

「分かる」ためには、顔を上げて話を聞く

時々、ぼーっとして授業を聞いている子がいます。

本人は聞いているつもりになっているのですが、実際は聞けていないのです。

小学校・中学校の授業の内容は、しっかり聞いていれば、必ず理解して「分かる」ようになります。

分からないのは、「聞いていない」か「聞いてるつもりで、半分他のことを考えているか」がほとんどです。

後で自分で復習するときに分かればいいと考える子もいますが、それでは後手後手に回ってしまい、後でその借金を返済するのに、大変な労力が必要になります。

「分かる」ためには「授業をしっかり聞く」ことが一番の近道です。

「できる」ようになるためには、反復練習

授業を聞いて「分かった!」と大喜びする子がいます。

分からないと先には進めないので、まずは「分かる」ことが大切です。

授業を聞いて「分かる」ようになったら、家に帰ったらすぐにノートを開いて、今日の授業を思い出して、復習をしましょう。

これで、授業で分かったことが、自分で「できる」ようになります。

「授業をしっかり聞いて、そして復習する。」

実にシンプルですが、これが一番効果的な「勉強の仕方」といえます。




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