「北極」と「南極」どっちが寒い?

地球の両極の「北極」と「南極」。

どちらも寒いということは、分かっていますが、「北極」と「南極」を比べると、どちらが、より寒いのでしょうか。

日本人の感覚からすると、「北は寒い」というイメージがあるので、「北極の方が寒い」と思っている人も多いようですが。

南極の方が寒い

「北極」と「南極」の寒さを比べると、「南極の方が寒い」といわれています。

「北極」の冬の平均気温は、「-25℃前後」といわれますが、一方の「南極」は、「-50℃~-60℃」にもなるといわれています。

ちなみに、世界最低気温は、1983年7月22日に、南極にあるロシアのボストーク基地で観測された、「-89.2℃」とされています。

北極は「海」、南極は「陸」

南極の方が寒い理由としては、
「北極」が、「海」に浮かぶ氷の上にあるのに対して、
「南極」は、「陸」を覆っている厚い氷の上にある、
ということが、一因になっているといわれています。

南極の陸を覆っている氷は、平均の厚さが「約2,450m」

最も厚いところでは、4,000m以上にもなるといわれています。

一方、北極の氷の厚さは「10m前後」で、その下には、海水が流れていて、その海水の温度は、氷よりも暖かい-1.8℃前後といわれます。

海水の暖かさが、下から伝わって、氷の表面を温めるので、南極ほど、気温が下がらないということもあるといわれます。

一般的に考えても、「高度2,450m」の地点と、「高度10m」の地点とを比べると、高度が高い「2,450m」の地点の方が寒いというのは、ある意味、当然ともいえます。

また、「海」と「陸」とを比較すると、陸よりも海の方が、冷たくなりにくいという性質があるといわれます。

同じ南極の中でも、「海の近く」より「内陸の方」が、より寒くなるとされています。

「海の上」に氷がひろがっている北極よりも、「陸の上」に氷がある南極の方が、気温が低くなる条件が、整っているといえそうです。

いずれにしても、北極も南極も、とても寒いことに違いはありません。