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インフルエンザの潜伏期間/家族や子供に感染する可能性と症状は?

インフルエンザのウイルスが体内に入っても、すぐに症状がでるわけではありません。

ウイルスが体内に入ってから発症するまでの期間のことを「潜伏期間」と呼びますが、この期間の過ごし方で家族など周りにいる人に感染する可能性も高くなってしまいます。

自分の症状は比較的軽症であっても、免疫力が強くない子供や高齢者に感染すると重い症状がでてしまうかもしれません。

インフルエンザの潜伏期間について正しく理解しておいて、家族への感染が広がらないようにしましょう。

インフルエンザの潜伏期間

一般的に、インフルエンザの潜伏期間は、1~5日程度といわれていますが、感染後3日以内に発症することが多いようです。

潜伏期間中は、保菌者から他の人に感染することがあります。

潜伏期間といっても、インフルエンザのように飛沫感染する場合には、いつウイルスが体の中に入ってきたのかを特定することはとても難しいです。

会社、学校、電車内など、ある一定の空間にウイルスを持っている人がいる場合には、そこにはほぼ確実にウイルスがいると考えられます。

一部のウイルスが自分の体内に入っても、全然おかしくない状況です。

インフルエンザの流行している時期には、多くの人の体の中では、インフルエンザウイルスと体の免疫細胞が戦い続けているといえます。


インフルエンザウイルスの感染=発症ではない

インフルエンザウイルスは、鼻やのどの粘膜などから体内に入り込んで感染し、増殖していきます。

ウイルスが体内に入ってくると、体の免疫システムが作動して、ウイルスを撃退していきます。

ウイルスの量が少なくて免疫力が強ければ、発熱などの症状がでることなく、ウイルスを撃退してしまうことができます。

免疫力が強ければ、感染しても発症せずに済むというわけです。

ただ、このような場合でも、体内にはインフルエンザウイルスがあるので、人に感染する可能性はあります。

インフルエンザは潜伏期間でもうつる

潜伏期間には、インフルエンザウイルスが体内にあるので、人にうつす可能性があります。

インフルエンザウイルスの感染力は、発症してから(発熱してから)3日間が特に強いとされています。

発症後に治療を開始すると、3日目くらいから熱が下がり始めることが多いですが、熱が下がってからも2日間程度は、人にうつす可能性があるといわれています。

感染したインフルエンザウイルスは、驚くほど加速度的に増殖していくので、初期の対応がとても重要になります。

8時間後・・・100個
16時間後・・・1万個
24時間後・・・100万個

潜伏期間には症状がほとんどない

インフルエンザの潜伏期間には、特に目立った症状がないことがほとんどです。

そのために、自分がインフルエンザウイルスに感染しているかどうかを判断するのは難しいといえます。

自分では気づかない間に、周りの人にうつしていたということも起こってしまいます。

インフルエンザウイルスは飛沫感染しますが、潜伏期間には咳やくしゃみなどの症状がでることが少なく、ウイルスが広範囲に飛び散ることも少ないので、感染の程度は比較的低めといえます。

しかし、家族との生活では密接した状態で過ごすことになるので、次のような予防対策をとるようにしましょう。

・手洗い、うがいをする。
・マスクをする。
・同じタオルや食器を使わないようにする。
・部屋の湿度を50~60%程度に保つ。

発症前の検査では、感染の有無は分からない

検査をして感染したかどうかを判別するためには、体内でウイルスがかなり増えた状態にならないと正確な判別ができません。

感染しているかどうかを知りたくて、発症していない状態の時に検査をしても意味がないというわけです。

意味がないどころか、検査をしに病院に行くことで、逆にウイルスをもらってきてしまうかもしれません。

看病での二次感染を防ぐ

インフルエンザウイルスは、感染力が強く、咳やくしゃみによる飛沫感染のほかにも、体の接触による接触感染、同じ空間の空気を吸うことによる空気感染などでも感染するので、看病の際には注意が必要です。

患者の分泌物のついたものを扱う際には手袋をして、鼻をかんだティッシュなどはビニール袋などに分けて捨てるようにしましょう。

手洗いうがいを徹底し、マスクを着用します。

汚れた箇所は、アルコールまたは塩素系消毒液で消毒するのが効果的です。

インフルエンザウイルスは強い感染力があるので、家族の一人がかかると、生活を共にしている他の家族にもうつってしまう可能性が高くなります。

二次感染を防ぐための対策はとても大切です。

また、免疫力が高くない乳幼児や高齢者は、できるだけ患者に近づかないようにすることも大切です。

家族の誰かがインフルエンザに感染してしまったら、それ以上感染者を増やさないように、できるだけの対策をするようにしましょう。

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