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初節句の雛人形は誰が買う? 親? それとも祖父母?

女の子の初節句が近づいてくると、気になり始めるのが雛人形のこと。

ショッピングモールなどでも雛人形の特設コーナーが設置されて賑わい始めます。

そこで気になるのが、「雛人形は誰が買うのか」ということです。

普通に考えれば、初節句を迎える女の子の親ということになりそうですが、雛人形に関しては、独特の事情もあるようです。

「母方の実家(お嫁さんの両親)が買う」という慣習

昔からの慣習では、「雛人形は、母方の実家(お嫁さんの両親)が買う」というのが一般的なようです。

母方の実家が買う理由は、雛人形が嫁入り道具として婚家に持参していたという歴史があるからだといわれていますが、もう一つ、以前の結婚後の生活スタイルにも理由があるとされています。

一昔前は、結婚すると、男性の両親と一緒に住む(同居する)というのが当たり前の時代でした。

娘を嫁に出した両親は、娘に会いたくても簡単には会いにくいという状況になっていたのです。

娘に会いに行きづらくても、孫の初節句の雛人形を買って持って行けば、大手を振って会いに行けるというわけです。

今でも、結婚式の時に、娘との永久の別れのように号泣するお父さんがいますが、それもこの名残りでしょう。

現在では核家族化が進んでいて、父方の親と同居することも減ってきているので、昔と比べるとかなり娘にも会いに行きやすい状況になっていますが、泣くお父さんは本当によく泣きますね。

母方の実家で雛人形を買うという慣習には、嫁に出した娘を想う両親の切ない気持ちも込められていたというわけです。


現在は親が買うのが主流

今でも「母方の実家が雛人形を買う」という考え方が一般的な認識として定着しているかもしれませんが、現実的には、双方の祖父母が買ってあげたいと思ったり、女の子の親が自分たちの好みの雛人形を買いたいといったことも多くあります。

実際には、初節句を迎える女の子のが雛人形を買う割合が最も多く、全体の約6割を占めているようです。

昔からの風習や決まりごとなども、時代と共に変化していくということでしょうか。

雛人形を購入するいろいろなパターン

雛人形の購入は、母方の両親が購入する以外にも、状況に応じていろいろなパターンがあります。

・父方の両親が購入する
・母方の両親がお金だけを贈る
・父方・母方それぞれの家族で折半し費用を出す
・娘夫婦と一緒に店に行って選び、会計は母方の両親

などなど。

両家の地域性や考え方などによっても変わってきます。

地域によっては、「父方の両親が雛人形を買う」というのが慣習になっている地域もあるようです。

「雛人形は親が買うのが当然。祖父や祖母が買うのはおかしい。」という考え方の人もいます。

雛人形を買うのに、「これが正解」という買い方は特にないので、臨機応変に対応することが大切です

雛人形を買う時に気をつけること

父方、母方の双方の親が雛人形を買ってあげたいということもよくありますが、こんな時には、雛人形が重なってしまわないように十分に注意する必要があります。

それぞれの祖父母からお金だけを貰って、購入は両親がするなど、お祝いの気持ちを無にすることのないようにしましょう。

祖父母に買ってもらう時に特に注意したいのが、雛人形の「大きさ」です。

祖父母が孫に雛人形を買う場合、「いい雛人形(=大きな段飾りの雛人形)」を買ってあげたいと思うことが多いようです。

とても嬉しいことですが、あまり大きな段飾りの雛人形だと、置き場所の確保ができず、結局ほとんど飾ることができなかったということにもなりかねません。

事前に自分たちの希望をしっかりと伝えておきましょう。

まとめ

昔からの慣習では、雛人形は母方の実家が買うものとされていますが、最近では双方の親が費用を折半して購入するというケースも増えているようです。

また、初節句を迎える女の子の親が自分たちで雛人形を買うことも多くなってきているので、雛人形を買うのが誰かということを明確に言うのは難しい状況になってきています。

「母方の実家から雛人形が贈られてくるのを待っているが、いつまでたっても届かない」とか「父方の実家が雛人形を購入してしまい、母方の実家とトラブルになってしまった」というようなことで困っている人も少なくないようです。

雛人形を誰が買うかということは、案外デリケートな問題です。

せっかくのお祝いの気持ちが面倒な問題に発展してしまわないためにも、初節句を迎える女の子の両親は「雛人形は誰が買うのか」ということについて、それぞれの実家ともしっかりと話し合いをしておく必要がありそうですね。




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